ワイヤー矯正では何にいくらかかる？治療費について解説

2025/10/28

レントゲン撮影やその他各種検査にかかる費用と診断料

ワイヤー矯正をする場合、何にいくらかかるのか知っておきたい方もいるでしょう。ここでは、ワイヤー矯正にかかる治療費の内訳について主なものを紹介します。名称や具体的な費用については歯科クリニックごとに異なりますので、各自で確認してください。

まず挙げられるのが、レントゲン撮影やその他各種検査にかかる費用および診断料です。矯正治療を始める前に、お口の状態がどうなっているか、虫歯や歯周病はないかなどを確認します。

次に挙げられるのは、装置費用です。矯正治療にかかる治療費の大部分を占めており、矯正器具ごとに料金が異なります。費用を比較してみると数十万～数百万円まで幅がありますが、矯正治療は基本的に自由診療のため、各クリニックが独自に料金を設定しているためです。

ちなみに、京都の歯科医院でワイヤー矯正をする場合の費用相場は、表側矯正が約60万～121万円、リンガル矯正が約77万～176万円となっています（すべて税込）。

その他の費用として、来院ごとにかかる処置料・調整料や保定管理料などが挙げられます。各費用の定義は歯科医院によって異なりますが、処置料は来院するたびに支払う必要がある、いわば手数料のようなものと考えるとわかりやすいでしょう。

調整料は歯並びに合わせて矯正装置を微調整する際にかかる料金、保定管理料はリテーナーを装着期間中の通院時にかかる料金です。なお、リテーナーについては、保定装置費が別で設定されている場合があります。