ワイヤー矯正をするにあたって知っておきたいデメリット

矯正装置による不快感や痛みが伴う場合がある

ワイヤー矯正をするにあたって知っておきたいデメリットを、3つ紹介します。1つ目は、矯正装置による不快感や痛みが伴う場合があることです。ワイヤー矯正ではゴムなどを使って歯を固定するため、はじめは異物感や違和感を覚えるかもしれません。

しかし、装着しているうちに徐々に慣れてきます。痛みについても、数日経てば自然と感じにくくなるでしょう。ただし、ずっと痛みが続く場合は、一度歯科医師に相談してみてください。

矯正装置の取り外しや調整は自力ではできない

ワイヤー矯正の2つ目のデメリットは、矯正装置の取り外しや調整を自力でできないことです。ワイヤー矯正装置の着脱や微調整は、歯科医院でのみ対応できます。

見た目の問題や衛生面の心配から、必要に応じて取り外したいという方もいるでしょう。しかし、自分で無理に外そうとすると口内を傷つけたり、装置が破損したりするリスクがあります。どうしても自分で矯正装置を管理したい場合は、マウスピース矯正を検討してみてください。

歯の動き方次第で治療期間が長引く可能性がある

ワイヤー矯正の3つ目のデメリットは、歯の動き方次第で治療期間が長引く可能性があることです。一般的には、入念にシミュレーションを実施してからワイヤー矯正を開始します。

しかし、歯が想定通りに動かないケースもあり、そのような場合に治療期間が長引くかもしれません。歯は1ヶ月に約0.2~1mm弱の速度で動くといわれていますが、個人差が大きいです。治療期間の延長の可能性について、できれば治療前の段階で確認しておくといいでしょう。

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