ワイヤー矯正をするなら一般歯科のある歯科医院がおすすめ

虫歯や歯周病がある場合も院内で包括的な治療を受けられる
ワイヤー矯正をするなら、一般歯科のある歯科クリニックを受診するのがおすすめです。虫歯や歯周病がある場合に他院で別に治療を受ける必要がなく、院内で包括的な治療を受けられます。
また、スタッフ間でのスピーディーな情報共有が可能なのも、院内に一般歯科があることの大きなメリットといえるでしょう。患者さんから見れば、自分の症状や治療状況をその都度伝える手間がなく、スムーズに治療を受けられるのが、嬉しいポイントです。
虫歯や歯周病の治療後にワイヤー矯正を行うのが一般的
虫歯や歯周病がある方がワイヤー矯正を希望する場合、先に虫歯や歯周病を治療してからワイヤー矯正を行うのが一般的です。もし虫歯や歯周病を放置した状態で矯正治療をすると矯正中に悪化してしまうリスクがあり、矯正治療を一時的に中断しないといけなくなります。
矯正治療中に発生した虫歯・歯周病についても、もちろん治療が必要です。最初に決めた治療期間内で治療を終えるためにも、普段以上にセルフケアを大切にしましょう。
矯正前に施した詰め物や被せ物は、歯の位置が変わると噛み合わせに問題が生じる可能性がある
虫歯などの治療のために歯に詰め物や被せ物を施す場合がありますが、その状態でもワイヤー矯正を受けることは可能です。ただし、矯正治療によって歯の位置が変わると噛み合わせに問題が生じる可能性があることは、知っておいてください。
このようなリスクを避けるためにも、詰め物や被せ物がある方が矯正治療を受ける場合は、その旨を相談しましょう。歯科医院によっては、矯正治療後に詰め物や被せ物を作り直してくれるところもあるようです。